家計管理と一言で言っても、予算設定、収入管理、支出管理など多くの要素があり、それを年間や月次などの単位でまとめていくなど、もう考えただけで面倒で難しそうな気がして、結局「何かやればいいのかわかんない!」となってしま方も多いのではないでしょうか。
この記事では家計管理を行う上で最初やってほしい「データを集める」ということをご紹介します。
まずはデータを集めてみよう
このBlogで家計管理の第一歩としておすすめするのは「データを集める」ことです。
ここでいう「データ」というのは「なに に いくら のお金を使ったか」という情報のことです。
その理由としては
- 一番手っとりやすく実践できる
- ここで集めたデータがその先の家計管理で生きてくる
- 結果が目に見える形で残っていく
ということで、第一歩にぴったりな内容となっています。
自分はこのデータ集めを3年以上継続していますが、ここで集めた情報が家計管理のベースであり、屋台骨になっていることを痛感しています。これがなければ成り立たないくらい重要な要素です。
簡単・後々役立つ・結果が残るということで、単純に手を付けやすく続けやすいというのもポイントです。
データってなに?どんなことを集めるの?
「データ」というのは以下の3つの要素のことです。
- いつ お金を使ったか
- なにに お金を使ったか
- いくら お金を使ったか
「いつ」
お金を使った日付を記録しましょう
「なにに」
ここは少し迷うかもしれませんが、最初はざっくりとした内容で構いません。
食べ物、雑貨、家電、電気代、洋服、飲食代、などある程度内容がわかればOKです。
XXXスーパーとか、XXX電気でXXX器具のように細かくすると記録するのも大変になるので、
あまり頑張り過ぎないようにした方が継続しやすいです。
「いくら」
使ったお金の金額を記録しましょう
どうやって集めるの?
じゃあ具体的にどうやって集めるのがよいのか、このBlogのタイトルになってる「楽に楽しく」できる方法ご紹介します。
結論は
- 自動的に集まるような仕組みを利用して入力(してもらう)
- 自動でできない部分だけ自分で入力する
の2つを組み合わせて集めるのがよいと思います。
自動的に集まる仕組みを利用
これはもうなんといっても「家計簿アプリ・サービス」を利用するのが一番楽で簡単です。
現在はいろいろなアプリ・サービスがありますが、自分が使っているのが「MoneyForward」です。
ほかにもいろいろアプリやサービスがあるので自分に合ったものを使ってもらえればよいですが、ここではMoneyForwardを例にご紹介いたします。
自動的にあつまる仕組みは
- クレジットカードで買い物をする
- クレジットカード会社に買い物情報がたまる
- クレジットカード会社のホームページやサービスで買い物情報が見れるようになる
- MoneyForwardがクレジットカード会社のホームページやサービスから自動的に買い物情報を取得
- MoneyForwardが取得した買い物情報をデータとして記録
という流れになっています。
やることは以下2つのみです。
- あらかじめMoneyForwardにクレジットカード会社のサービスで使うIDなどを登録
- クレジットカードを使って買い物する
これだけで、「いつ」、「なにに」、「いくら」お金を使ったがどんどん集まってきます。
ちなみ実際のデータはこんな感じです。
どのお店で買ったものかによって「なにに」の部分が自動で判別してくれるので本当に便利です。
たまに自分の区分けと違うこともありますが調整・修正も可能です。
ということで、自動で集めるためにできる限りクレジットカードで買い物をすると楽になります。
※クレカならポイントも作るので、家計管理の良い友達です。
自動でできない部分だけ手入力する
「自動でできない部分」とは何か?、ずはりそれは「現金を使った部分」です。
自動できる仕組みのところで「クレジットカードで買い物する」と書いてある通り、クレジットカードで買い物をするとそれは「データ」として記録されるので、それは自動で取得できます。
しかし、現金はどこにもデータが残らないのでそこだけは自分で手入力してあげる必要があります。
先ほど実際のデータをお見せしましたが、実は一番上にあった「キャンドゥ」だけは手入力だったりします。MoneyForwardで手入力する際には以下のような感じです。
入力するのは「いつ」、「なにに」、「いくら」です。
※実際にはどこから支出するかといったような情報も入力しますが、ここでは省略します。
集めるとどうなるの?
この記事の冒頭でも少し書きましたが、家計管理には予算管理や支出管理などいろいろな要素がありますが、いきなり「予算を作ろう」とか「支出を管理しよう」といっても予算をいくらにすべきかや、支出を管理するための項目づくりで戸惑うことが多いと思います。
でもここでデータをある一定期間(1か月でも良いですが、3か月くらいあるとより良いですね)集めておけば、
- なににお金を使っているかわかる = 支出管理の項目がわかる
- なにに、いくらお金を使っているかわかる = 支出項目ごとに予算を決められる
- いつ、なにに、いくらお金を使っているかわかる = 支出実績が把握できる
ということになるでの、これからの家計管理がすっごく楽になっていきます。
あとは、単純にデータがたまっていくのを見るだけでも楽しかったりしますね。
まとめ
- データを集める = 「いつ」、「なにに」、「いくら」お金を使ったか集める
- 楽に集めるために、データはアプリ・サービスを使って集めよう
- このBlogではMoneyForwardをおすすめします(無料版ではじめてみよう)
- できる限りクレジットカードを使うと自動的に集まるデータが増えるので楽になる
- 集めたデータは今後の予算管理や支出管理を楽にしてくれる
ということで、まずはデータを集めることから始めてみてはいかがでしょうか。
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